28日午前4時半ごろ、群馬県大泉町坂田のアパートに住む日系ペルー人の女から「救急車、早く来て」と110番があった。県警大泉署員が駆け付けると、住所、職業ともに不詳、日系ペルー人、カナシロ・ナカホド・ノルマン・ミッシェルさん(36)が、腹を刃物で刺され、室内で死亡していた。女が刺したことを認めたため、殺人容疑で緊急逮捕した。動機などを調べている。
調べでは、女はヨギ・カステレジョン・サラ・シェルレイ容疑者(30)で、同日午前4時ごろ、自宅アパートでカナシロさんの腹部1カ所を刃物で刺して殺害した疑い。カナシロさんは交際相手で、度々自宅に遊びに来ていたらしい。シェルレイ容疑者は「けんかになって刺した」と供述しているという。【伊澤拓也】
毎日新聞 2006年7月28日