宮城大会の優勝を決め、マウンドに集まって喜ぶ仙台育英の選手たち=フルスタ宮城で1日、長谷川直亮写す
第88回全国高校野球選手権(6~20日、甲子園球場)の出場校が1日、出そろった。前日延長15回引き分け再試合となった宮城大会決勝で仙台育英が東北を破り、全国最後となる49番目の夏の甲子園代表を決めた。
49校の中で注目が集まるのは、戦後初の3連覇を目指す駒大苫小牧(南北海道)と、今春の選抜大会との春夏連覇を狙う横浜(神奈川)。出場校中最多の27度目出場となる早稲田実(西東京)や昨夏選手権4強の大阪桐蔭(大阪)、選抜準優勝の清峰(長崎)なども地方大会を制した。
初出場は6校。今春の選抜で旋風を起こした日本最南端校の八重山商工(沖縄)、学校創立100周年で悲願を果たした松代(長野)などが入った。静岡商(静岡)は32年ぶりの出場。組み合わせ抽選は3日に行われる。(時事通信社)