ソニーの今年9月期の中間連結決算は、634億円の最終赤字となりました。景気の低迷による販売の落ち込みや、単価の下落が響きました。
ソニーが発表した今年4月から9月までの連結決算によりますと、最終損益は634億円の赤字となりました。
景気の低迷により世界的にテレビやパソコン、ゲーム機などの販売が不調だった上に、販売単価が下落したことが主な原因です。また、円高が想定以上に進んだことも響きました。
ただ、事業所の統廃合などのコスト削減が想定以上に進んだことなどから、今年度の通期の営業損失は当初予定していた1100億円の赤字から、600億円の赤字まで縮小する見通しになったとして上方修正しています。(30日22:25)