16日午前11時10分ごろ、東京都江戸川区西小松川町の首都高速7号小松川線の高架下の工事現場で、約200平方メートルが焼ける火災があり、男性5人がけがをした。
東京消防庁によると、このうち2人が心肺停止の状態。残りの3人は意識があるという。工事作業中に出火したとの情報もある。
同庁や警視庁小松川署が、5人の身元や詳しいけがの程度などを調べている。
同庁によると、5人は20~30代くらい。消防車や救急車など約30台が出動した。小松川署によると、出火したのは首都高高架下の塗装工事現場。橋脚の洗浄作業中に出火したとの情報もある。
首都高速道路会社によると、この火災の影響で、首都高・錦糸町出入り口―京葉道・篠崎インターチェンジ間が一時、上下線とも通行止めになった。
現場はJR総武線新小岩駅から南へ約2キロの地点で、周辺は住宅街。