ユーグレナ(2931)は23日、航空機向けバイオ燃料の精製プラント建設に向け、米石油大手シェブロン子会社から技術供与を受けることで合意したと発表した。3月中をメドにライセンス契約などを締結後、バイオ燃料の精製プラントの設計、建設を始める予定。
18年までの稼働を目指す。投資額は明らかにしていないが、13年12月に公募増資でミドリムシ由来の「油脂開発・生産設備」を目的に調達した43億円の一部を充てる。ユーグレナは、藻の一種でバイオ燃料の原料になるミドリムシの培養技術を持つ。現在は食品事業を収益基盤とするほか、航空機向けバイオ燃料の開発にも取り組んでいる。〔日経QUICKニュース(NQN)〕