日本電機工業会(JEMA)が23日発表したエアコンや洗濯機など白物家電の1月の国内出荷額は、前年同月比22.1%減の1381億300万円だった。前年実績を4カ月連続で下回った。前年は4月の消費増税に向けた駆け込み需要で出荷が好調だっため、反動で減った。
JEMAは「前年比ではマイナスだが、過去10年間の1月の出荷額の中では3番目の高水準」と説明。2013年1月との比較でも5%増えており、「白物家電の需要は底堅い」としている。
製品別では冷蔵庫が39.3%減の192億5900万円。401リットル以上の大型が45%減の135億2800万円と減少幅が大きかった。洗濯機は26.1%減の205億6300万円。ルームエアコンは24.2%減の350億4200万円と9カ月連続のマイナスだった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕