【ワシントン=川合智之】米国務省のハーフ副報道官は6日の記者会見で、ソウル市内で襲撃されたリッパート駐韓米大使について「入院は10日か11日までだ」と述べ、来週に退院できるとの見通しを示した。大使は順調に回復しており「できる限り早く公務に戻る」という。
北朝鮮メディアが今回の襲撃を「当然の懲罰」などと論評したことに、ハーフ氏は「はなはだしく無神経だ。(金正恩)体制の本性を表している」と非難した。実行犯と北朝鮮との関係は「いま捜査中で、それ以上の情報はない」と述べた。
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