日本自動車販売協会連合会(自販連)が11日発表した2月の中古車登録台数(軽自動車を除く)は前年同月比4.5%減の31万2724台だった。前年実績を下回るのは5カ月連続。2014年2月に消費増税前の駆け込み需要が膨らんだ反動が出た。新車販売の低迷で下取り車が減ったことも影響した。今年1月(8.4%減)に比べるとマイナス幅は縮小した。
車種別では、小型・普通の乗用車合計が5.0%減の27万7238台。小型乗用車は8.4%減の13万7145台と、11カ月連続で減少し、登録台数は2月として過去最低だった。トラックは小型・普通の合計で1.4%減の2万9046台と、2月単月の最低を記録した。
半面、円安の進行を追い風に、輸出に回った中古車は7割超伸びた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕