群馬県の関越自動車道高速ツアーバス事故で母を亡くした山瀬俊貴さん(22)が、群馬県警の警察官になった。警察や地域から親身な遺族支援を受けたことがきっかけだった。「被害者を支えることで、恩返しをしたい」。6日午前、県警警察学校の入校式に臨んだ。 事故は2012年4月29日未明に群馬県藤岡市で発生。母の直美さん(当時44)ら乗客7人が亡くなった。山瀬さんは当時、石川県能登町の実家を離れ、岐阜県で大学生活を送っていた。「暮らしはどう?」と、いつも気遣ってくれた母を突然失い「頭が真っ白になった」と振り返る。 事故当日から群馬県警の警察官は山瀬さんら遺族に寄り添った。宿泊先を手配し、事故現場に花を手向け、ともに手を合わせた。「何も知らない土地で過ごす遺族らを支える姿に心を打たれた」。県警はその後も、事故を起こしたバス運転手の裁判に参加する遺族の送迎や付き添いを続けた。 山瀬さんは「母が最期にいた場所で、警察官として事件事故の被害者を支援したい」と群馬県警の採用試験を受験。昨年8月に合格した。大学卒業後の今年3月、実家近くにある直美さんの墓前を訪れた。「不安もあるけど、新しい仲間をつくっていくから見守って」と伝えた。〔共同〕 |
関越道バス事故遺族、警察官に 「被害者支え恩返し」
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