第7回全国国勢調査の申告作業が中国全国で実施中だ。習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は2日午後、北京・中南海で国勢調査の申告に参加した。新華社が伝えた。
今回の国勢調査は電子申告方式を採用した。習総書記が調査員の質問に逐一回答し、調査員が情報をタブレットPCに入力した。その後、習総書記が申告者署名欄に署名した。
申告を終えた習総書記は、今回の国勢調査の申告作業について調査員2人に尋ねた。調査員は習総書記に簡潔な報告を行った。習総書記はこの2人の調査員と国勢調査の最前線で奮戦している700万人余りの調査員に向けて、心のこもった挨拶の言葉を述べた。
習総書記は「近年、中国の人口推移には顕著な変化がいくつか生じ、人口の多さによる圧力とともに、人口構造の変化がもたらす試練にも直面している。今回の国勢調査を通じて中国の人口の数、構造、分布などの状況を明らかにし、人口変化の趨勢的特徴を把握して、人口発展戦略と政策システムの整備、経済・社会発展計画の策定、質の高い経済発展の推進を正確な統計情報によって支える必要がある」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年11月3日