【ワシントン=岩本昌子】米連邦準備理事会(FRB)のパウエル理事は8日、ニューヨーク市内の講演で「2015年内の利上げ開始が適当な経済情勢になると予測している」と述べた。現時点の経済見通しに沿って米経済が成長していった場合、利上げ開始後は極めて穏やかなペースで金利を引き上げていくのが妥当だとの見方を示した。
利上げ開始は、早ければ6月の会合で決定される可能性もあり得ると指摘した。FRB理事職は米連邦公開市場委員会(FOMC)で常時投票権を持つ。
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