総務省は11日、12日投開票の統一地方選前半戦の期日前投票の中間状況を発表した。41道府県議選の10日現在の投票者数は504万368人で、有権者の7.3%が投票を済ませた。2011年の前回選の同じ期間(東京都知事選も含む)に比べ、有権者に占める割合は1.6ポイント増えた。
今回の統一選では、千葉県議選に立候補を届け出た元職、さいたま市議選に届け出た新人の計2人が、届け出後に被選挙権がないことが判明し、立候補が却下された。2人への期日前投票は無効となる。
被選挙権を持たないことが判明して届け出が却下された事例について、総務省選挙部は「統一選では1991年に告示日当日に判明した例があるが、あまり聞いたことがない」としている。