12日投開票の統一地方選では、二重投票や用紙の交付ミスといったトラブルが相次いだ。各地の選挙管理委員会によると、いずれも候補者名が書かれていれば有効票として扱われるという。
香川県議選では、期日前投票を済ませた東かがわ市の40代の男性に再び投票用紙を交付。職員が名簿を確認した際の見落としが原因という。
長崎県議選でも、期日前投票をした80代女性に誤って2回目の投票を認めた。
高知県議選では、高知市選挙区で市外へ転出した複数の有権者に、投票に必要な証明書の提出を求めずに投票用紙を交付。
鳥取県知事選でも鳥取市の投票所で、市外に転出した20代の女性に必要な証明書の提出がないまま投票用紙を交付した。
大阪府議選では、和泉市の60代女性に本来とは別の投票所で投票用紙を交付するミスがあった。〔共同〕