鳥取県知事選で3選を果たした平井伸治氏は13日、地方創生や人口減少について国に政策を提言する若手知事グループ「日本創生のための将来世代応援知事同盟」を来週にも旗揚げすることを明らかにした。三重、岡山、広島、山口、徳島の各県知事など10人程度が参加する見込みという。
平井氏はグループ結成の狙いについて「地方創生や人口減少など難易度が高い政策を実現するには、現場を知る同志で共同戦線を張り、規制緩和などで国に働きかける必要がある」と説明。子育てや移住など各県が取り組む事業の共同化にも取り組む。
平井氏は「(グループの役割は)国と対立するものではない」と話し、「中央集権の官僚機構では、どうしてもわかり得ない地方のことを現場から働きかける」という。