酒を飲んで車を運転し男性をはねて死亡させたとして、警視庁石神井署は17日までに、住所不定の配管工、栗原穣容疑者(40)を自動車運転処罰法違反(危険運転致死)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕した。
逮捕容疑は16日午前7時40分ごろ、東京都練馬区石神井台4の区道で、飲酒後正常に車が運転できない状態で運転し、近くに住む清掃員の吉本忠司さん(68)をはねて死亡させ、逃走した疑い。
石神井署によると、栗原容疑者は「車の中で酒を飲んで寝た後、職場に向かう途中で人をはねた」と供述しているという。
目撃情報をもとに車を探していた同署が、杉並区内で栗原容疑者の車を発見。同容疑者は事故を起こしたことを認め、呼気検査で基準値を超えるアルコールを検出した。