【ＮＱＮニューヨーク＝横内理恵】20日の米株式相場は３営業日ぶりに大幅反発した。ダウ工業株30種平均は前週末比208ドル63セント（1.2％）高の１万8034ドル93セントで終えた。上げ幅は３月30日以来、３週ぶりの大きさだった。中国人民銀行（中央銀行/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3E5E4E1EAE2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NX）が金融緩和を発表したことを好感した買いが入った。

中国人民銀が追加の金融緩和策として、預金準備率/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3E5E6E6EBE2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXの引き下げを発表した。前週末には中国当局が空売り/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EBE7E5E3E2E3E5E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXのための機関投資家の貸株を認めると伝わったことで同国株式市場での需給懸念が高まっていた。中国株/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EAE1E3E7E2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXを巡る需給懸念が和らいだうえ、米株式市場にも余剰資金が流入しやすくなるとの期待感が買いを誘った。

主要企業の１～３月期の決算発表が本格化しているが、企業業績が悪化するとの過度の警戒感が和らいでいる。このところ原油先物相場の下げ渋りが鮮明になっていることも市場心理改善につながっているとの指摘があった。