小型ロボットがお出迎え――。NTT都市開発は1日、茨城県つくば市で建設中のマンションのモデルルームでロボットによる物件紹介を始める。ロボットに話しかけると、あいさつをしたり、身ぶりを交えて物件概要を答えたりする。
ロボット「ウエリボ」はプラスチック製で身長27センチメートル、700グラム。「お薦めは(マンション内の)キッズルームだよ」「駐車場も広いよ」「僕も住みたいな」など、数百パターンの答え方を用意した。
開発者は、国際宇宙ステーション滞在で話題を集めたロボット「キロボ」の開発を手掛けた高橋智隆氏。NTT都市開発は「家族連れの子供にPRして注目を集めることができたら」としている。