津軽海峡に眠る咸臨丸 地元住民「歴史知って」——贯通日本资讯频道
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津軽海峡に眠る咸臨丸 地元住民「歴史知って」

幕末に勝海舟らを乗せて太平洋を横断したことで知られる「咸臨丸」は、明治初めに北海道木古内町沖の津軽海峡に沈んだ。今も海中に眠る船との縁に魅せられた町民らのグループが「多くの人に、町と咸臨丸の歴史を知ってほしい」と、活動を続けている。


咸臨丸は海軍創設を決めた江戸幕府が発注、1857年にオランダの造船所で完成した。長崎海軍伝習所の練習艦になった後、1860年には勝海舟や福沢諭吉らを乗せて太平洋を横断した。


戊辰戦争を経て北海道開拓使の輸送船になり、移住する旧仙台藩の家臣らを乗せていた1871年、木古内町の「サラキ岬」沖で座礁、沈没した。定説では、暴雨風が原因とされる。


町民らでつくる「咸臨丸とサラキ岬に夢みる会」は、咸臨丸との縁を観光や町づくりに生かそうと、2004年に結成、約400人の会員を抱える。サラキ岬に咸臨丸のモニュメントを設置、オランダにちなんで植えたチューリップが咲き誇る5月には、岬で祭りを開く。年に2回、咸臨丸の歴史を学ぶ研修会も開催している。


同会の事務局長で、住職の多田賢淳さん(63)は「太平洋を行き来するほどの活躍を見せたのに、最後は名もなき輸送船として沈んでいった。その歴史に翻弄された姿が魅力だ」と語る。


今年3月にオープンした木古内町郷土資料館には、咸臨丸のものとみられるいかりが展示されている。1984年にサラキ岬沖で引き揚げられ、19世紀の欧州製と判明したが、咸臨丸のいかりと断定はできなかった。


郷土資料館の学芸員の木元豊さん(50)は「北海道新幹線が走るようになれば、もっと多くの人が木古内を訪れる。咸臨丸のことを知り、町の観光を楽しんでもらいたい」と話している。〔共同〕


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