◎…津軽鉄道(青森県五所川原市)の「ストーブ列車」が1日、運行を始めた。レトロな客車2両にストーブが2台ずつ設置され、車掌が石炭をくべると車内は優しい暖かさに包まれた。
◎…雪がちらつくなか、一番列車が津軽五所川原駅を出発。乗客にはストーブの上で焼いたするめと日本酒が振る舞われ、北九州市から訪れた男性(73)は「体も心も温まった」と笑顔を見せた。
◎…来年3月31日まで、1日2、3往復を運行。津軽五所川原―津軽中里(同県中泊町)間の20.7キロを片道約45分間で走る。運賃のほかに特別料金400円が必要。〔共同〕