競泳の北島康介(日本コカ・コーラ)が10日、カネ(フランス)、バルセロナ、モナコを転戦する6月の欧州グランプリ(GP)に出場する意向を明らかにした。22日開幕のジャパン・オープンに続く実戦となる。その後、夏場は米国で練習する方針といい「選手としてきちんと練習していく」と語った。
32歳の北島は4月の日本選手権100メートル平泳ぎで3位に終わり、世界選手権(7~8月・カザニ=ロシア)の代表を逃した。「迷ったけど、みんなに後押しされた」と、来年のリオデジャネイロ五輪出場を目指して現役続行を決断した。欧州GPには、萩野公介(東洋大)ら世界選手権の日本代表も大半が出場する。〔共同〕