大相撲夏場所初日(10日・両国国技館)史上初となる2度目の7連覇を目指す横綱白鵬が小結逸ノ城に突き落とされる波乱のスタートとなった。初日に黒星を喫するのは2012年夏場所以来3年ぶり。
横綱日馬富士は小結栃煌山を上手投げで下し、大関陣はいずれも白星発進。稀勢の里は宝富士を寄り切り、琴奨菊は栃ノ心を下手投げで、豪栄道は豊ノ島を寄り切りで退けた。
関脇は明暗が分かれた。先場所13勝の照ノ富士は佐田の海に寄り切られ、妙義龍は安美錦を押し出した。左膝のけがで先場所を途中休場した遠藤は勢に突き落とされた。〔共同〕