王毅国務委員兼外交部長(外相)は11月25日、東京で日本の二階俊博自民党幹事長と会談した。
王部長は、「中国は新たな発展構造の構築推進を加速させ、内需をさらに拡大している。このことは、日本を含む世界各国に新しい重要なチャンスをもたらすだろう。新型コロナウイルス感染状況が落ち着いた後、双方は人員の行き来を徐々に拡大し、青少年修学旅行など双方向交流を展開し、両国の民意環境が足並みを揃えて改善するよう促していくべきだ。また、各分野における実務協力を強化し、協力の過程におけるそれぞれの懸念をしっかりと解決する必要がある。さらに、地域の一体化協力を強化し、地域的な包括的経済連携(RCEP)協定の早急な発効を共に促し、それをベースとして中日韓自由貿易協定交渉のプロセスを積極的に推進していくべきだ」と述べた。
また二階幹事長は、「日本側は双方が両国間で必要な人員の往来に便宜を図る『ファストレーン』設置を発表したことを歓迎し、双方がさらに民間友好交流を強化することを希望する。自民党は日中関係の安定的発展の推進に努め、両国の与党交流メカニズムの作用を引き続き発揮し、両国の経済貿易、観光、青少年、女性などの分野で交流と協力を深化させることを望んでいる」と述べた。(編集AK)
「人民網日本語版」2020年11月26日