日本の名古屋港を出港した後、江海直航路を経由して湖北省武漢市に到着した貨物の一部を積載した列車「X8015/6号」が12日、中国鉄路武漢局集団有限公司の漢西車務区間の呉家山駅からドイツ・デュイスブルクへ向けて出発した。中国新聞社が伝えた。
鉄道当局の関係責任者は、「これは日本国内からの貨物が初めて国際定期貨物列車『中欧班列』の(武漢発)欧州行き列車に積載されたケースで、日本の貨物輸出に新たなルートを提供したことになる」と述べた。
武漢港航発展集団有限公司の関係責任者は、「当社と中外運湖北有限責任公司は日系企業のニーズを踏まえ、鉄道と現地政府の支援の下で今回の貨物輸送を実施し、日本の貨物を中欧班列の『急行列車』に乗せることに成功した。日本からドイツ・デュイスブルクまで直接海上輸送する場合に比べ、中欧班列(武漢発便)に積載した場合の輸送時間はこれまでの50-60日から22日前後まで短縮され、関連製品がこれまでよりずっと早く欧州市場に進出できるようになる」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年12月14日