【ボラカイ（フィリピン中部）＝八十島綾平】アジア太平洋経済協力会議（ＡＰＥＣ）に出席中の宮沢洋一経済産業相は23日、米通商代表部（ＵＳＴＲ）のフロマン代表と会談し、大統領貿易促進権限（ＴＰＡ）法案が米上院で可決したことについて、「ぜひ下院で成立できるよう期待している」と述べた。

フロマン代表も「速やかな成立を期待しているし、努力している」と応じた。また宮沢経産相とフロマン代表は環太平洋経済連携協定（ＴＰＰ）について「日米で大筋合意を実現させよう」との立場でも一致した。