賃金の上昇をきっかけに、もたつく個人消費に弾みがつきそうだ。厚生労働省が2日発表した4月の毎月勤労統計調査によると、物価上昇による目減り分を除いた実質賃金の指数は前年同月比で0.1%上昇した。上昇は2年ぶりとなる。賃金の伸びが物価の伸びをようやく上回り「所得増→支出増→生産増→所得増→……」という経済の循環も前向きに動き始めそうだ。
名目賃金は2014年12月以降、ほぼプラス圏で推移する一方、実…
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