サッポロホールディングス(2501)は5日、大手シャンパンメーカーを持つ仏テタンジェと国内における販売契約を締結したと発表した。9月1日からテタンジェが取り扱うシャンパンを販売する。高品質のシャンパンを販売することで、中高級価格(1500円以上)のワイン・シャンパン市場でのトップを目指す。
サッポロHD傘下のサッポロビールの尾賀真城社長は、提携発表の記者会見で「ビール会社という根本は変えないが、マーケットは多様化している。国内ではワインの知識が深まり需要が拡大しているため、ラインアップを広げて対応していく」と述べた。
テタンジェのクロヴィス・テタンジェ取締役輸出部長は「当社の規模は小さいが、世界でもトップ5前後のブランドという自負を持っている。サッポロは品質を追求していく私たちの価値観を理解してくれている」と話した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕