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松江城、学術成果築き国宝復帰 65年ぶり悲願

65年ぶりに天守が国宝になることが先月内定した松江城。戦前は国宝で、戦後に重要文化財に「格下げ」されていたが、異例の復帰がかなうことになった。決め手になったのは、築城の経緯や構造に関する近年の研究成果だ。自治体や研究者の地道な活動に加え、築城年を特定する史料も再発見され、国宝化の扉をこじ開けた。


「市民と研究者の熱意がかみ合ったからこそ、悲願がかなった」。国宝指定を求める活動を長年続けてきた「松…


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