財務省が18日発表した対外及び対内証券売買契約などの状況(週間・指定報告機関ベース)によると、7~13日の海外投資家による日本株への投資は6週ぶりの売り越しだった。売越額は4132億円だった。
外国為替市場で円高・ドル安が進んだことが嫌気され日本株相場は軟調に推移した。海外投資家は目先の利益を確定する売りを出した。
海外投資家は中長期債を2週ぶりに売り越した。一方、短期債は2週ぶりに買い越した。
国内投資家による海外の中長期債への投資は3週連続の売り越しだった。売越額は1兆8506億円。株式は30週連続の買い越しだった。買い越し期間は2008年9月から09年4月(30週連続)以来の長さとなった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕