広島県は中山間地域の活性化を担う人材の養成塾を7月に広島市内で始める。地域を足場にビジネスを展開する経営者を講師に招き、座学や実地研修を含んだ全6回を提供する。参加者は各地の実践例や商品開発・イベント企画などの手法を学び、活性化プランを作成する。
湯崎英彦知事を塾長として、「ひろしま『ひと・夢』未来塾」を開講する。初心者向けコースと、より実践的なコースを用意。定員はそれぞれ20人で受講は無料。初心者コースの講師にはエコカレッジ(島根県川本町)の尾野寛明氏、実践コースにはイデアパートナーズ(福岡市)の井手修身氏を招く。
参加者が作成したプランは、県が市町や地域との連携を仲介するなど、実現に向けて継続的に支援するという。