両前脚の剥離骨折が判明した春のクラシック2冠馬ドゥラメンテについて、管理する堀宣行調教師は27日、日本中央競馬会(JRA)を通じて「症状としては軽いものだが、今後のことを考えて手術することにした。手術による競走能力への影響はないと考えている」などとするコメントを発表した。
それによると、ダービーで激しいレースをした後、厩舎、牧場で慎重に経過を見てきたが、ここにきて両前脚の関節内に遊離した米粒程度の軟骨片が見つかったという。
10月にフランス凱旋門賞への挑戦か、3冠がかかる菊花賞への出走かが注目されていたが、同調教師は「秋のレースでドゥラメンテの走りをお見せすることができないのは残念ですが、この休養期間がプラスとなり、さらに成長した姿をお見せできるよう努めてまいります」とした。〔共同〕