6日午前の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は続落した。前引けは前週末比11円51銭(0.42%)安の2758円51銭だった。ギリシャ情勢の先行き不透明感を背景に運用リスクを回避する動きが広がった。東証1部の主力銘柄が軒並み安く推移したことで投資家心理が悪化し、新興市場/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EAE4E2E7E2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXでも売りが優勢だった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で366億円、売買高は6956万株。主力銘柄で構成するJASDAQ-TOP20は続落した。日ダイナミクやテリロジー、ガーラは下げた。前週末に発表した15年3~5月期の連結決算/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EAE7E5E5E2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXで営業減益となったピックルスも下落した。一方でジシステムやクルーズ、アエリアが上昇した。前週末に業績予想を上方修正した協和コンサルも大幅高となった。
東証マザーズ指数は続落。前引けは前週末比6.15ポイント(0.61%)低い1002.50だった。そーせいやITbook、トランスGが下げた。減益予想に転じたシリコンスタは制限値幅の下限(ストップ安水準)で売り気配が続き、午前には売買が成立しなかった。半面、ジグソーやユナイテッド、モブキャスは上昇した。業績予想を上方修正したデザインワンも上げた。