ヤフー(4689)は7日、ソニー(6758)子会社のソニー不動産(東京・中央)と中古住宅の関連事業で資本・業務提携したと発表した。ヤフーはソニー不動産に出資するほか、同社の持つ売買仲介のノウハウを活用して、年内をめどにインターネット上で個人間で中古住宅の売買取引できるサービスを開始する。
ヤフーはこれまで、不動産業者がネット利用者向けに物件を紹介するサイトなどを運営してきたが、個人間で不動産取引ができるサービスは初めて。サービスの拡充で不動産関連市場での事業機会の拡大を目指す。
ヤフーは、7月中にソニー不動産が実施する第三者割当増資を18億円で引き受ける。これによってソニー不動産への出資比率は、ヤフーが約43.7%、ソニーが約56.3%となる。〔日経QUICKニュース(NQN)〕