株式投資家の不安心理を表す指標とされる日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)は6営業日連続で上昇している。朝方には一時、前日比10.58ポイント(29.7%)高い46.24と、取引時間中として2013年6月13日以来およそ2年2カ月ぶりの高水準を付けた。世界的な株安が連日続き、投資家の不安心理が高まった。運用リスクを回避するのためにオプションの売る権利を購入する動きが広がり、相場の先行きについて市場が想定する変動率が上昇した。
日経平均VIは日経平均オプションの取引価格をもとに算出し、市場参加者が予測する日経平均株価の将来の値動きの大きさを映す。〔日経QUICKニュース(NQN)〕