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満州分村の悲劇伝える 高知・四万十の資料館、写真など追加

太平洋戦争中、政府の「分村移民」政策により旧満州(現中国東北部)に入植した開拓団の悲惨な歴史を伝えようと、高知県四万十市に住民らで運営する資料館がある。戦後70年の節目に展示資料を増やしてリニューアルした。元開拓団員は「悲劇を繰り返さないで」と訴えている。


2年前に国内観測史上、最高となる気温41度を記録した同市西土佐江川崎(旧江川崎村)。敗戦直後に入植地を脱出した8月22日は、元開拓団員が旧村内の忠霊塔で犠牲になった人々を毎年慰霊しており、今年は11人が参加した。8歳で渡った上山比佐子さん(81)は「ここ数年で参加者は減り、開拓団を知る人も少なくなった」と話す。


食料不足などを背景に、1942年から3年間で433人が旧村から満州の大清溝地区に送り出された。吉林まで約240キロを歩き、撫順を経て引き揚げ船で日本にたどり着くまで10カ月に及んだ生活は凄惨を極め、栄養失調や感染症などで約270人が亡くなった。


上山さんは「現地で略奪に遭いながら歩き続けた。目の前で次々と人が亡くなっても悲しむ余裕はなかった」と振り返る。家族9人のうち、無事帰国できたのは妹と2人だけだった。


資料館は2007年に開設。元開拓団員が高齢化し、歴史が風化することに危機感を覚えた元教育委員の佐川嘉明さん(76)が、住民の協力で開拓団や現地の写真など資料約150点を集め、廃校舎を利用した「権谷せせらぎ交流館」に展示した。上山さんらが語り部になり、来館者に体験を伝えてきた。


今年4月、新たに約100点を追加し展示スペースを増設。分村移民政策を解説したパネルや、中国との国交回復後に現地で慰霊した際の写真をそろえ、開拓団の歴史を時系列でたどれるよう工夫した。佐川さんは「節目の年により多くの人に国策の犠牲について知ってもらい、平和を考えるきっかけをつくりたい」と話している。入館は予約制。〔共同〕


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