民主、維新、共産、社民、生活、日本を元気にする会の各党と参院会派の無所属クラブは11日午前、国会内で野党党首会談を開き、参院で審議中の安全保障関連法案への対応を協議する。採決を阻止するため、衆院への内閣不信任決議案の提出や参院への首相問責決議案の提出など、最終盤国会での対処方針を確認したい考えだ。

参院平和安全法制特別委員会は安保法案の採決の前提となる中央公聴会を15日に開く。与党側は16日の特別委で採決する方針だが、野党側は反発、地方公聴会や参考人質疑を開いて徹底審議をするよう求めている。