セブン&アイ・ホールディングスは18日、傘下の総合スーパー、イトーヨーカ堂の店舗について「活性化が進まない店舗を中心に約40店舗の閉鎖方針を固めた」と発表した。ヨーカ堂は2020年2月期までに全店舗の2割にあたる40店の閉鎖を計画。不採算店の整理を進めて一段の収益改善をめざす。
ヨーカ堂は総合スーパーを中心に全国で181店を展開している。閉鎖は不採算店や老朽化した地方の店舗を対象にする。まず16年2月期中に数店を閉鎖し、20年2月期まで毎年10店前後のペースで閉めていく。閉鎖した店舗の社員は配置転換でグループ各社に振り分けるほか、パート・アルバイトは近隣の店舗へあっせんしていくとみられる。