阿波銀行は17日、空き家対策向けローンの取り扱いを10月1日に始めると発表した。解体費用のほか、リフォームの資金に充てることもできる。空き家は倒壊や火災などの可能性があり、社会問題になっている。徳島県内の自治体が進める空き家対策を、資金面から支援する。
これまでも提供している「あわぎん防災ローン」の資金使途に、新たに空き家の解体とリフォームを追加する。融資金額は10万円以上500万円以内で、融資期間は6カ月以上10年以内。担保は不要だが、配偶者か法定相続人の連帯保証人が1人必要となる。
金利は年2.5%。空き家解体で県内自治体の補助金を利用する場合は、年2.0%に優遇される。