9日午前の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は反発した。前引けは前日比7円74銭(0.31%)高の2535円03銭だった。日経平均株価/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EBE2E4EBE2E3E5E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXが反発し、投資家心理がやや温まった。良好な決算や好材料が発表された銘柄を物色する動きが相場の支えとなった。
新興株は、日経平均採用銘柄や東証1部の大型株/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EBE3EBEBE2E3E5E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXとは違い8月下旬を底に戻り歩調にあるが、積極的な売買は手控えられている。立花証券の鎌田重俊企業調査部長は投資家動向について、「日経平均の急落前までは出遅れ感のみられる小型株を物色する姿勢が強かったが、今は日経レバ(1570)や割安感のある大型株に資金を振り向けている」と指摘する。
ジャスダック市場の売買代金は概算で267億円、売買高は6512万株。主力銘柄で構成するJASDAQ―TOP20は3日ぶりに反発した。アイサンテクやイマジニアが上昇した。一方、クルーズや日ダイナミクが売られた。
東証マザーズ指数は小反発した。前引けは前日比2.78ポイント(0.35%)高い799.44だった。FFRIやモルフォが上昇した。ミクシィやITbookが下落した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕