【ニューヨーク=共同】米アップルのアプリ提供サイト「アップストア」で、利用者の情報が流出する恐れのあるアプリが見つかったことが9日分かった。ロイター通信などが報じた。
アップルは問題のアプリをアップストアから削除した。既にスマートフォンなどに取り込んでしまった利用者向けには、今後削除を促す。アプリの名称や数は明らかになっていない。
米IT関連メディアによると、サイト上の広告表示を遮断するアプリに問題が見つかった。利用者がインターネットでやりとりした情報を第三者に見られる恐れがある。
9月には中国企業がアップストアで提供していたアプリの一部が、個人情報抜き取りに悪用される恐れがあるとして削除されており、アプリの安全性が問題となるケースが相次いでいる。