ラグビーのワールドカップ(W杯)イングランド大会で日本代表を率いたエディー・ジョーンズ前ヘッドコーチ(HC)(55)が4日、世界最高峰リーグ「スーパーラグビー」のストーマーズ(南アフリカ)監督として指揮するため羽田空港から現地へ出発した。
空港では「旅立ちの寂しさはあるが、新たな歴史をつくり、仕事はやり遂げた。今後日本ラグビーがどう発展するか楽しみ」とエールを送った。
ジョーンズ前HCは南アフリカを破ったW杯を振り返り「心の持ちようが重要だと学んだ。思った以上のパフォーマンスだった」とあらためて選手の奮闘をたたえた。2013年に強豪ウェールズに勝ったテストマッチを一番の思い出に挙げ「世界トップ10になれるという自信がチームに生まれ、ファンともその思いを共有できた」と感慨に浸った。最後は日本語で「じゃあまたね」と報道陣に別れを告げた。〔共同〕