4日午前の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は小反発した。前引けは2日終値比1円06銭(0.04%)高の2557円20銭だった。日経平均株価/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EBE2E4EBE2E3E5E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXが大幅上昇し、投資家心理が強気に傾いた。運用リスクを取る姿勢が強まり、業績拡大が確認できた新興銘柄を中心に物色する動きが出た。
もっとも、日本郵政グループ/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3E5E7E6E7E2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NX3社がきょう同時上場した影響で、投資家の注目や資金は主力株に向かった。そのため、足元で上昇していた新興銘柄は利益確定売りに押されやすく、相場全体の上げ幅は小幅にとどまった。前場時点のジャスダック市場の売買代金は概算で165億円と、通常取引と比べて売買は低調に推移しているようだ。
ジャスダック市場の売買高は概算で4683万株。主力銘柄で構成するJASDAQ―TOP20は反発した。新ゲームの配信を発表したクルーズやハーモニックが上昇し、セプテニHDやカルナバイオが売られた。
一方で、東証マザーズ指数は続落した。前引けは2日終値比7.82ポイント(0.97%)低い796.84だった。そーせいやミクシィなど主力株が下落し、相場全体の重荷となった。半面、メタップスやバルニバービが上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕