バスケットボール男子のナショナルリーグ(NBL)とTKbjリーグを統合して来年秋にスタートするBリーグは4日、選手の最低年俸を1部は300万円、2部は240万円に設定すると発表した。資金力のあるチームに新人選手の入団が偏るのを避けるため、新人年俸は460万円を上限とした。
新人への出来高払いは1試合ごとの出場給が5万円、勝利給は8万円を限度とした。複数年契約は認める。2年目以降の選手には得点やアシストなど個人成績に応じた出来高も認められ、年俸、出来高ともに上限がなくなる。
増田匡彦競技運営部長は「新人選手の年俸の高騰を防いで、できるだけ各チームに新戦力が分散してほしい」と説明した。海外リーグで契約したことがある選手は新人とは見なさない。〔共同〕