三井住友建設(1821)の永本芳生副社長は11日に開いた2015年4~9月期決算発表の記者会見で、三井不動産(8801)グループが販売した横浜市のマンションが傾いている問題について「住民の皆様に大変なご心配とご迷惑をお掛けしていることを、心より深くおわび申し上げる」と陳謝した。三井住友建は問題となったマンション工事の元請けだった。永本副社長は、杭(くい)工事でデータを改ざんされた可能性がある他の建物についても「できるだけ早くご安心いただけるよう、全社を挙げて確認に取り組む」と話した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕