中国では2017年2月7日に「障害の予防・障害者のリハビリテーション条例」が公布されて以来、障害の予防とリハビリが国家レベルの医療衛生事業と「健康中国」戦略に組み込まれ、障害者のリハビリ事業は極めて大きな進歩を遂げた。中国障害者リバビリテーション協会の張海迪会長は、このほど北京で行われた同協会の第6回全国代表大会でこのように述べた。
張氏は、「この5年間にわたり、当協会は専門的な優位性を生かし、リバビリの学術的な構築、人材育成、技術のイノベーション、知識の普及、末端へのサービス提供などの取り組みで多くの卓越した成果を上げた。障害者のリハビリ事業発展の推進へ重要な貢献をした。現在、中国には障害者が8500万人、機能を完全に失ったか一部失った高齢者が4400万人あまり、慢性疾患を抱えた人が3億人近くおり、リハビリサービスのニーズは非常に大きい。リハビリは命を取り戻すことであり、障害者や高齢者にとって最も差し迫ったニーズだといえる」と指摘した。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年11月21日