【オーデンセ(デンマーク)=共同】トランポリンのリオデジャネイロ五輪予選を兼ねる世界選手権は26日、デンマークのオーデンセで開幕して男女の個人予選を行い、男子はロンドン五輪4位の伊藤正樹(東栄住宅)が108.730点で日本勢トップの8位につけ、上位24人(各国・地域最大3人)による準決勝へ進んだ。
男子は棟朝銀河(慶大)も106.420点の11位で準決勝進出。北京、ロンドン両五輪代表の上山容弘(モンパルテ)は95.265点で69位、第2演技の最初で落下した外村哲也(アムス・インターナショナル)は49.670点の122位に終わり、いずれも予選敗退となった。
女子は岸彩乃(金沢学院大ク)が98.190点の21位、中野蘭菜(星稜ク)は97.995点の22位、土井畑知里(日体大ク)も97.760点の24位で準決勝進出。佐竹玲奈(日体大ク)は97.620点の26位で敗退した。
男女とも決勝へ進む8人(各国・地域最大2人)に入って国別の出場枠を獲得すれば、日本体操協会の選考基準で五輪代表に決まる。準決勝と決勝は29日に行われる。