スノーボードのソチ冬季五輪女子パラレル大回転銀メダリスト、竹内智香(広島ガス)が30日、ワールドカップ(W杯)開幕戦(12月12日・カレッツァ=イタリア)に向けて羽田空港を出発し、「体調は最近すごくいい。今季は(種目別優勝に贈られる)クリスタルトロフィーが欲しい」と目標を掲げた。
10~11月は米国を拠点にトレーニングし、より余裕を持って素早いターンができる技術を身につけた実感があるという。荒れた斜面や軟雪への対応力も向上し「苦手なところでタイムが伸びている」と手応えを口にした。
カレッツァは2012年にW杯初優勝を飾った相性のいいコース。「どんな状況でもいいタイムは出せると思うので、自信を持っていきたい」と意気込んだ。〔共同〕