【ワシントン=長沼亜紀】米シカゴ購買部協会が30日発表した11月の景気指数(PMI、季節調整済み)は前月から7.5ポイント低下の48.7だった。市場予測(55.0程度)を大幅に下回った。同指数は50が景況感の拡大と縮小の境界で、11月の結果は縮小を示す。個別では「新規受注」と「生産」が大きく低下した。
同協会は、2015年を通じて需要が不安定で一進一退を繰り返している点を指摘。「世界経済の減速、ドル高、原油安のすべてが企業にさまざまな度合いで影響を及ぼしている」と分析している。
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