自動車評論家らで組織する日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会は7日、「2015―2016日本カー・オブ・ザ・イヤー」にマツダのスポーツ車「ロードスター」を選んだと発表した。マツダの受賞は昨年の小型車「デミオ」に続き2年連続6回目となる。
1トンを切る軽量化に成功した車体や個性的なデザイン、独自の環境技術「スカイアクティブ」などが評価された。ロードスターは先代モデルでも受賞している。ロードスターの開発責任者である山本修弘・商品本部主査は「クルマに乗るのが楽しいという気持ちを呼び起こそうとする姿勢が評価されたのではないか」と話した。
最も評価の高い輸入車に贈るインポート・カー・オブ・ザ・イヤーには独BMWが今年発売したFF(前輪駆動)車「2シリーズ アクティブツアラー」と、ミニバン「2シリーズ グランツアラー」が選ばれた。