中国インターネット情報センター(CNNIC)は北京市で、第47回「中国インターネット発展状況統計報告書」を発表した。同報告書によると、2020年12月時点の中国のネットユーザー数は9億8900万人で、20年3月より8540万人増加し、インターネット普及率は70.4%に達した。中国新聞網が伝えた。
新型コロナ感染症の影響を受け、ネットユーザーのオンライン医療に対する需要が増加を続け、中国の医療業界のデジタル化モデル転換をさらに促進した。20年12月現在、中国のオンライン教育ユーザー数は3億4200万人で、ネットユーザー全体の34.6%を占めた。オンライン医療は2億1500万人で、ネットユーザー全体の21.7%を占めた。将来的にインターネットは経済回復促進、社会運営の保障、国際的な感染対策の協力促進に対してさらに重要な役割を担う。
20年12月現在、中国のオンライン動画ユーザー数は同年3月比で7633万人増の9億2700万にのぼり、ネットユーザー全体の93.7%を占めた。うちショート動画は1億人増の8億7300万人で、ネットユーザー全体の88.3%を占めた。
中国は20年、量子科学技術、ブロックチェーン、人工知能(AI)などの先端技術分野で進展を続け、多くの応用の成果を上げた。量子科学技術政策の展開と関連支援の強化が続き、技術標準化研究が急発展し、研究開発と応用が徐々に進んだ。ブロックチェーン分野で、政策のサポートが強化され続け、技術研究開発のイノベーションが続き、産業規模と企業数が急増し、実践における応用で実質的な進展を実現した。AI分野で、多様化された応用が技術レベル産業の急成長期に入ることを推進し、産業スマート化高度化が応用レベル産業の力強い発展をけん引した。(編集YF)
「人民網日本語版」2021年2月3日