中国国務院共同対策メカニズムが今月20日午後に開いた記者会見で、中国疾病予防管理センターの馮子健副主任は、「昨年から、コールドチェーンで輸送される物品に暴露したたくさんの人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されていた。その後、それら物品、特にコールドチェーンで輸送される輸入の生鮮魚介類の外装から活性状態の新型コロナウイルスが検出された。これにより汚染された物体の表面の活性状態のウイルスを通して、ヒトが感染することが証明されている。それ以降、輸入物品に対する検査、特にコールドチェーンで輸送される製品の検査、人員の保護を強化した」と説明した。中央テレビニュースが報じた。
その後、コールドチェーンで輸送される物品ではない、他の物品からもウイルスが検出されるようになっている。特に、冬に入ってから、外の環境の気温が非常に低くなって、コールドチェーンと同じような環境になり、ウイルスが物体の表面で生存できる時間が長くなり、物品に接触した人が感染するようになっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年1月21日